昨日入ったおでん屋でのお客さん同士の会話がよかった。
店内には常連っぽい爺さんが競馬新聞読みながらひとりで飲んでいた。
そこに常連ぽい婆さんが入店してきた。
その姿を見るなり爺さんが
爺さん「おう!奢ってやるよ!」
婆さん「何、あんた勝ったの?」
爺さん「いやボロ負け!でも俺は今日気分がいいんだ」
婆さん「あ、そう。じゃあ奢ってもらうわ」
と言って爺さんの隣に座り2人でテレビ観ながらちくわぶ食べはじめた。
いい店だなあ、また来ようと思った。
GW某日
「農家のブルーシートが電線に引っかかった為運転ストップします」と車内アナウンスが流れ、富山からの新幹線の中で暇になってしまった。
天気の良い昼間だったので、ブルーシートが宙でジタバタしてる平和な景色を思い浮かべた。
せっかくなので気になっていたドラマ「This is US」の第1話を課金して観る。とんでもなく感動し、そのまま勢いで実家に帰省する。
GW某日 実家
夜、大学生の弟と地元のシネコンに「レディプレイヤーワン」を観に行く。いっつも空いてる映画館がGW効果でとても賑わっていて嬉しい気持ちに。キャラメルポップコーンとコーラを買って観る。映画自体はまずまずだった。もっと若い監督が撮った方が熱度が高くなったのではと思った。弟はオタク気質(ガンダム、仮面ライダー、バイク等)の為、かなり楽しめたようで良かった。
帰りの車で「最近大学の友達と家飲みした時にみんなでファイトクラブのDVDを観て面白すぎて盛り上がった」と言っていて、それは想像を絶するほどのいい夜だなあと羨ましく思った。
GW某日 実家
実家のソファで昼はiPadで「This is US」。高橋一生が主人公の1人の声をやってるのだが、ネットを見るとかなり評判が悪い。迷ったが吹き替え版で全話購入した。確かにやけに棒読みで面食らったが、回を重ねる毎にその良さがジワジワ伝わってきてクセになる。好き。
夜はまた弟を誘い、映画館へ。「アヴェンジャーズインフィニティウォー」。マーベルほぼ全作チェックしてる兄(俺)に対して、数作しか観てない弟に行きの車で基本設定を説明。観終えた後、衝撃の展開に興奮しっぱなしの兄弟。「マーベルの観るべき作品」をいくつかピックアップして弟に教えると「公開年の古い順から全部観る」と言っていて、自分にない弟のそんなトコを尊敬してる事を再確認した。「ロッキー全シリーズとクリードも観て欲しい」と伝えたら、了承してくれたので嬉しかった。
GW開けの某日
GWが終わったのに、比較的暇な時期なのでGWと変わらず昼間っからiPadで動画を観る日々。「This is Us」シーズン1を観終わる。傑作。後半さすがに引っ張りすぎだろ…と思いつつも、ほぼ全べての回で胸がいっぱいになり涙が出た。
某日
「出会い系サイトで70人と実際に会ってその人に合いそうな本をすすめまくった1年間のこと」読了。面白かった。
某日
新ピカで「リズと青い鳥」を観る。傑作。
ED曲がホームカミングスと聞いてたので楽しみにしてたら、エンドロール最初は別の曲(民謡のような暗い曲)で二曲目でホムカミが流れた。制作サイドの事は何も知らないがもっとバシっと聴かせてほしかった。映画本編は超素晴らしいです。
某日
月曜の夜は何してるかというとまず間違いなくテラスハウスの最新話(毎週月曜深夜0時配信)を観ている。ここんとこスタジオメンバーのトークが円熟の極み。グルーヴしかない。
某日
打ち合わせで、買ったばかりのiPadとアップルペンを使ってみたら、なんとなく周りの視線が気になって途中からすごすごとノートとペンを取り出して普通に書くようにした。うーむ。
某日
シネマート新宿で「犯罪都市」。最高だった。敵キャラクターのカリスマ性が唯一無二。
某日
スパンクハッピー復活。なんともいい曲
某日
打ち合わせ後、時間が空いたのでTSUTAYAアパートメントで時間を潰す。たまたま韓国TVメディアが取材に来ていてインタビューされる事に。「TSUTAYAアパートメントのどこが優れてると思うか?」等の質問に答える。その後「別のフロアも案内して欲しい」と言われ、なぜか自分がリポーター?としてカメラマンと一緒に店内を散策する事に。文化に敏感な日本人として任務を全うした。
その後シネマート新宿で「タクシー運転手」。史実自体は凄いが、なんともウェットな映画でイマイチ乗れなかった。ソンガンホは最高。
某日
「虎狼の血」を観る。傑作!血湧き肉躍った。若頭役の江口洋介カッコよかったなー。
某日
TOHOシネマズで「アイ、トーニャ」を観る。傑作。めっちゃカッコいい映画だった。色々ありすぎるけどやっぱりZZ TOPを流して紫の衣装着たマーゴットロビーがスケートを堂々と滑りきるとこカッコよすぎた。有無を言わせぬ説得力。あとラストのボクシングでこっち向かって話すシーン、しびれた。
某日
とある撮影に行く日の朝、是枝監督パルムドール受賞の報。最高だ。それもあって撮影がうまくいった(関係ない)。たくさん日焼けした。
某日
初対面の、今度はじめて長編を撮る(らしい)人と、共通の知り合いと飲む。同い歳。ちょっとシネフィルっぽい子で、好きな映画監督は?と聞いたら知らない海外の監督の名前を答えた。が、つい知ってるフリをしてしまった。ちゃんと聞き直せばよかった。楽しかった。
某日
アルピーの平子っちが出るとの理由で「半分、青い」を観はじめた。とても面白い。平子っちはまだ出ず。
某日
Aマッソ加納さんのコラムが面白かった。
もし加納さんが同じ大学でクラスも一緒だったら…絶対好きになってしまうから好きにならないように意識しまくって、ようやく普通の友達として接する事が出来るようになった頃、朝方の富士そばかどっかで何人かでいる時のなんて事ない一言でやっぱり好きだわってふと思いたい。
某日
初レスタ。朝4時の感動たるや。
某日
オードリーANN。岡田マネージャーと若林正のスウェット1本即興ソングに笑い転げた。
今日
とりあえず「犬が島」早く観に行きたい。
「万引き空族」の安藤サクラが凄いらしい。楽しみすぎるぞ。ポカリCMの安藤サクラも良かった。そして旦那の柄本佑とのこの一連の写真もたまらなく良い。キレキレや。
2017年はオードリーに夢中だった。
オードリーのANNが人生の大事な一部となり、日々の糧となった1年であった。
特にオードリーANN7月1日放送回での若林のフリートーク「相談おじさんのフリしたヤングウルフ」はハイライトだった。
若い女性に人生相談を持ちかけられた時、モテようとする者は「自分のDNAを注入して答えを返す」けど「自分はもうおじさんだから世の中の物事は簡単に解決なんて出来ないと知ってるからテキトーに返す」と話していて、人見知りが完全に次のフェーズにいってて感激した。
※22分あたりから
キューバの旅行記「表参道のセレブ犬とカバーニャ要塞の野良犬」は一晩で読破した。
(A-studio出演時、鶴瓶による本のオチを軽々言うという愚行にはガッカリした)
秋に観に行ったオードリーのネタライブも至福の時間だった。ジョイマンがウケてて最高だった。会場BGMはスチャダラパーの「サマージャム95」など
2017年のM-1後のラジオでは、「コアなお笑いファンこそ春日のM-1評を気にしてる」などと嘯いて春日を隠れ蓑に自身の漫才評を話していて胸が熱くなった。(俺もゆにばーすが好きだよ)あと春日がジャルジャルを褒めていたのも最高だった。
IPPON グランプリでは準優勝の快挙。一時はAブロック最下位になっていて心配になったがそこからの怒涛の追い上げに感涙した。決勝戦、麒麟川島と若林正恭の勝負が観たかった人はたくさんいただろう。俺もだ。決勝は天才に立ち向かう凡人そのもので泣けた。ホリケンの化け物っぷりに敗れたものの、ナイスファイトだった。
イヴに放送していたミュージックソンでは有楽町まで駆けつけてステッカーをゲットした。なぜかニッポン放送のスタッフの人に「リトルトゥースですか?」と喜々として聞かれて赤面してしまった。
めちゃイケの後番組、オードリーとオードリー同世代に任せてほしい。ミレニアムズのことは忘れてonce againですよ。
オードリーが休日に仲良くドライブしてる風のトヨタのCMは「もし若林正恭と春日俊彰が芸人になっていなかったら?」というような並行世界を観てるようで最高の体験ができます
競輪のCMではアニメーションと化した春日のトゥースが素晴らしい。アニメを手がけた「最後の手段」にBIG リスペクト。若林正恭の演技もいい塩梅である。
2018年。
新年早々に若林正恭 熱愛の報。
なんてこった。学生時代、蒼井優の熱愛ニュースを知った時並みの衝撃だった。
「彼女がいない」と言い続けてきた男のこれからに期待するしかない。
この際、これからは恋愛の話を沢山して欲しい。とにかく次の土曜の夜が楽しみ。
去年、ロロの亀島さんとオードリーANNについて「若林の変化が楽しい。自分より10個くらい年上の若林が、ガールズバーに行ったりゴルフに目覚めたりしてるのを聴いてていつか自分もそうなってくのかなって、これからの自分と昔の若林とを答え合わせしたい」ってな風なことを話したのを思い出した。(ヒコさんが近いことを書いてた気もするのでごっちゃになっているかも)
最後に
若林正恭 扮するMC wakaのラップがいい。声めっちゃ出てるし、once again的なリリックも光ってる。合いの手のスキルも相当高い。「飯塚さん奥さん」で爆笑してしまった。あと「焼きチョコベイク食ってゴマかした」のフロウがかっこよすぎる。 自分がラップを書く時はリトルトゥースというワードを入れようと誓ったぜシャイ兄。
これからも変化する若林をウォッチして行きたいけど、願わくばクリーピーナッツの曲なんて聴かないでほしい。嫉妬してまうから。
今年の8月は楽しみにしていた映画がたくさん上映されまくっててしかも当たりばっかだったので報告します。
(観た順です)
スパイダーマン ホームカミング
(このポスターからして最高)
この新人監督のジョンワッツの前作「コップカー」がとんでもなく面白かったので(腰を抜かしたまま今に到る)期待しまくってました。「コップカー」は、すっごいミニマムな映画なのにず〜っと集中させられ続けてて「え、え演出力〜〜!!」って感じでしたが今作も最高でした。
ホームカミングはヒーローモノってより学園青春モノってのが全面に出てくるとこ、話が大きくなりすぎないところがGOOD。だからずっとキュートでポップ。三浦さんが「あだち充のミックスは素晴らしいが、キャッチャーがデブじゃないから傑作になりえないかも」と前に言っていて激しく同意したんですが、今作の相棒はまさに優しいデブ。こいつとのタッグが最高に青春でしたねーーー。
劇中、あるビックリシーンがあるんですが近くの席のギャルがそのシーンで「嘘でしょ!!!?」と叫んでいて最高だったし俺もそう思った。
で、この監督はやっぱすごい。だってラモーンズをあんなフレッシュに使えるなんてセンスでしょ。おっさんには出来ない 。前半のラモーンズ使いのシーン、エンディングのアニメまで最高すぎてラブ&ジェラシーっす。
前作 「コップカー」はNetflixにもあります。Netflixはマジで気が効くよ。ありがとう。
少年たちがパトカーを勝手に運転したら…!映画『COP CAR/コップ・カー』予告編 - YouTube
ベイビードライバー
マジで別格。隅から隅まで最高。エドガーライトの完全試合。
ずっとかっこよくてドキドキしっぱなし。それ以外の言葉はない。
ずっと耳鳴りがする障害を持ってるから常に音楽を聴いて気を紛らわせている主人公ベイビー という設定のおかげでほぼ全編音楽が鳴っている。その音楽がジャンルレスで楽しかった。ツイッターで得た情報だが「ガーディアンズオブギャラクシー2」を製作中のジェームズガンにエドガーライトがtwitterのDMで選曲が被ってないか確認を取っていたらしい。ちょっと、、なんて最高なエピソードだろうか。アメリカンジョークを交えてお互いの選曲を褒めあったりしたんだろうか。WOW... 劇中、デイブブルーベックが鳴った時は嬉しかったなあ。オースティンパワーズのコスプレで3人並んだ時、最高だったなあ。ユーモアがなあ凄いんだよなあ。
あとEMCのTシャツ着てる人が同じ回にいたので見てみたら(影響されたのか)終わって即イヤホンつけてて良かったなあ。アルピーの平子っちにぜひ観て欲しくて、危なく芸能人に初めてリプライしそうになった。
キングス・オブ・サマー
「親がムカつくから山に俺たちの家を建てようぜ!」ってな感じで男子3人で山へ繰り出すひと夏の思い出。
いかにも青春映画然としたビジュアルとあらすじにかなりうがった見方をしてしまいましたがとっても面白かったです。
これも友達のキャラがいい!インド系のあいつ小さくて可愛いすきるぞ!!青春映画はいいキャラの友達がいるかどうかで満足度が変わってくる。(この友達と警察官の取り調べシーンが最高すぎてこの映画で1番やりたかった事なんじゃないかとさえ思った)
まあまあ面白いなあと思って観てたら、後半15分くらいが特に良かった。
絶対壊れない友情が絶対に修復出来ないモノになった時、その友情の行方を言葉ではなく映像でしっかりと説得力を持って伝えてくれたので私は泣きました。
あと立派に見えてなんかダメな父親もよかったですねえ。
今のところ上映は渋谷アップリンクのみ。自分が行った回はなぜかソロで来てる美人が多かった。
アメリカから来たモーリス
この映画はユーロスペースで「青春HIPHOP特集」という1日限定企画で上映されてたので、今後の上映予定は不明。
あらすじは引用します。
アメリカからドイツの町へ引っ越してきた黒人のモーリスは、ラッパーに憧れる中学生。
異国の地ドイツで、言語の壁やステレオタイプな差別にうんざりし、友達も作らず孤立していた。
でも、ある日ドイツ人の年上の女の子、カトリンに恋をしたことから、モーリスの冒険が始まる…。
うじうじしてるモーリスくんが人前でラップする事によってアイデンティティーを確立していくんですが、どうしても「決意した主人公がステージでラップして観客と一体となるシーンの嘘臭さ問題」が爆発していて何ともさめざめしかった。「KICKS」の方がHIPHOPとの距離感がよかった。
ただモーリスくんもモーリスくんのお父さんも超ナイスキャラでして、この父子のやりとりは本当に最高でした。いい親父が出てくる映画は全部好きになってしまう。
KICKS/キックス
今月観た映画の多くが「最高すぎる友達」が登場したんですがこのKICKSもしかりっす。これも同じく「青春HIPHOP特集」で観た1本。
カリフォルニアのイーストベイ。
高校生の黒人少年ブランドンはお金を貯めて憧れのエア・ジョーダンを買うが、地元のギャングのフラコに奪われてしまう。
エア・ジョーダンを奪い返すため、ブランドンと友人たちは次第に危険な道に進んでいく…
主人公を助ける2人の友達が最高。暴力やドラッグなどハードなゲットーライフの中で友達2人のバカな感じがシリアスにふりすぎない空気を保ってくれています。ファーストカットで感じた「あ面白そう」は最後まで続きました。クライマックスのハラハラからの青春、仲直りはスンバラシく、見れてよかった。各章のタイトルにケンドリックラマーなどのラップの曲のリリックを引用してるのも良かった。ストーリー自体にHIPHOPの要素があるのでラッパーになりたい主人公とかが出てこなくてもよっぽどHIPHOP映画で素晴らしかったっす。ちなみに去年観た「dope!」という青春ヒップホップ映画は張り倒したいほどクソでした。
ところで上映後に、某長谷川さんのトークショーがありまして、(あると知らなくて)そのまま観たんですがやはりWACKでした。前観たトークショーでも怒りが込み上げたのですが今回も同様でした。
そこには何の感情もなく、単純に情報の羅列でしかないのでマグマのごとく退屈。トーク無しでA4の用紙にその情報を書いて配れば皆もっと有意義な30分間が過ごせるのに。情報も必要だけど、話し手がどう感じたのか、監督がどう思って作ったのかあのシーンの意味は、、A4用紙で表現できないもっと豊かな話を聞きたいこっちは。
病的なほど観客に挙手させるスタイルもイラついた。「○○(映画名)を観た人いますか?」「○○というラッパーを知ってるよって方は?」など...「ハアア!?その情報知ってどうすんだよ」という事ばっかを30分のトークで8回くらい聞いてきて頭おかしくなりそうだった。
前回見たトークでは永遠と「この俳優は若い時に何ちゃらで〜」という知識のひけらかしをした挙句、「エレファントはお高くとまってほんとつまんない映画ですよね」なんて好きな映画を謎にディスられてムカついた。
オチ的な感じで「今日はKICKSにちなんでNIKEの自宅の靴箱を探してきたんですがこんなのしかありませんでした(笑)」と自嘲気味に自分のスニーカーを見せてたが本当におっさんのそれでダサくて笑えなくてさらに気分が悪くなった。
ないね!
(トークの後半、この鈴木奈々をずっと思い浮かべていた。変なポスターでウケる)
トークの後、本当にムシャクシャしたので高井戸のサウナへ行ったらむかつきも治ったのでサウナはすごい。
最後、怒りを露わにしてしまいましたが8月は傑作が目白押しです。夕方くらいに映画見終わって外でたらあれ?まだ明るいじゃん!ワーっていう夏ならではのヤツをまだ楽しめるのが嬉しい。映画館だけは駅からちょっと歩く場所にあると嬉しいなあと思う。アップリンクは遠すぎだけど。あ「俺たちポップスター」も観たい!
伊丹十三と言えば日本一ヒップな映画監督でしょう。なんとな〜く無性に憧れてしまう存在なので念願叶ったりっす。
十三にちなんで、それぞれ氏を構成する13の事柄に別れた展示で非常にGOODな空間でした。13の理由ってワケ。
文字デザイナー、イラストレーター、俳優、エッセイスト、料理家、ドキュメンタリスト、CMディレクターなどを経て51歳で映画監督デビュー。そうか、意外と歳とってからだったんだなあと知る。
色々と見所があったんすが、特に映画を見ながら氏が書いていたという「映画ノート」が展示されててそれが凄まじかったっす。見た映画のカメラワーク、人物の動きを全カットメモしてて、それらが全て理解不能な記号で記されていました。(勉強としてなのかただの記録魔なのかわからない)
多分映画を撮り始める前のものだと思うんだけど、「俺も映画撮りたい!」という熱がビンビンに伝わって来る気がして良かった。
脚本について考えてる事の手書きメモも興味深かった。とにかく物持ちのいい人なので細々としたものが展示されてるので見応えありました。
平日に行ったので人が少なくてゆったり観れたのも良かった。展示を見た後ミュージアム内のたんぽぽカフェでチルするのがまたGOODでした。タンポポのポスターになってるイラストは伊丹本人が書いたらしく、その原画なんかも飾ってありました。たんぽぽは若い渡辺謙がイケメンすぎて笑っちゃう。
伊丹十三が今40代くらいだったらインスタはやってるだろうか。そこはやらないで欲しいが案外うまく使いこなして、インスタで映画なんて撮ったりしそうだなー。
高松の 「しるの店 おふくろ」が美味すぎた。美味い豚汁って最高ですよね。孤独のグルメでも豚汁を食べる回が特に好き。
このごろ
ところで伊丹十三が出演して自ら台詞も書いたマヨネーズのCM。「重要なのはこのごろって事。このごろ、このごろ、このごろのマヨネーズ」という台詞が好き。ふわっとしてて何も言ってないようだけど大事な何かを言われた気がして、好き。
このごろはと言うと、このミックスばかり聴いている。何とも「このごろ」感のあるミックスだと私は思う。韓国語のラップからのラストのサザンが良い。この塩梅がたまらないっす
そしてこのごろ、ついにサウナにハマりつつある。周りがサウナ好きばかりなので、何となく抵抗していたが先日一度連れてってもらい嗜み方を習ってから、隠れて3回も一人で行っている。サウナでラジオ聴いたらヤバイんじゃないか…。許可局あたりを聴きながら入りたい。
ついこないだ、はじめて作ったTV CMを、サウナでおっさんたちと一緒に眺める事に成功してじんわり嬉しかった。
その体験もありサウナへの希望が燃えているこのごろ。
オードリーのネタライブがクソ楽しみ。
最近、オードリーの若林が好きで好きでたまらない。確実に今1番面白い。ラジオを聴いてると無敵感さえ感じる。最近ではテレビで若林が楽しそうにしてるとこっちも笑顔になる。
ちょっと前まで心の芸人ラジオと言えば、メガネびいきとアルピーの二強だったがここ数ヶ月でオードリーANNが首位になった。(ハライチのターンも最高っ!!!)
最近若林が自分の事を「おじさんになったから」とかなりの頻度で言うようになってるそのマインドの変化に面白くなったポイントがあると睨んでいる。
いい感じの開き直りと余裕のエッセンスが入った元人見知りの暗黒人間が楽しそうに喋ってるとやけに面白く感じる。
若林の人間臭いとこが好きだ。もちろん春日の人間臭いとこもたまらなくキュート。
オードリーは最高のコンビだ。「もろもろのハナシ」は今一番好きな番組です。
絶対誰にも伝わらないとおもいますが、こないだ朝方の富士そばで昔のオードリーANNを聴いてた時のことを。
若林が高校生のアメフトの試合を見に行って、「躍動する若者になんか泣けてきちゃった」みたいないい話をしてて、その最後に「俺らは男子校だったから応援席に女子がいなかったよな。〜中略〜 居たのは春日の母ちゃんと姉ちゃん、あとお前ん家の犬な。ワンワン鳴いててうるさいの(笑)」みたいな事を話してて、その光景が急に目に浮かんでなぜかブワッと泣いてしまった。自分でもかなり謎だったので誰にも伝わらない涙だなーこれと思った。朝方の富士そばってのが(PUNPEEの歌詞にも出てくるけど)ただ単に日本屈指のセンチメンタルな場所なだけかもしれない。
で、話術とは違ってかなり素直な文体にぐっとくる若林正恭の新刊「表参道のセレブ犬とカバーニャ要塞の野良犬」はもちろん面白かった。自意識とか生きづらさみたいのを根本のテーマとしつつ、最後はめっちゃ人間くさい愛の話になってて泣けた。
で、紙の本はかなり久々でした。
なぜって最近はもっぱらKindleだからです。
いやーいいですよ。昔、意識高い系の一般人が「kindleと出会って読書が変わりました」とかいい感じに語ってる謎CMありましたけど完全あれになってる。
友達と5人くらいでアカウントを共有してるんですが読者体験変わりました。更にアカウント共有してる5人のライングループがあり、そこではレビューを書いたりしてくれてるので色々楽しいです。で、やっぱ読んだ本の話って現実世界では中々しないじゃないですか。
だから本の話を好きなだけしていいというライングループはみんなイキイキしてて良いです。ボンクラたちの今まで聞いてもらえなかった話のうっぷんが爆発してるかんじ。
「ハローハリネズミ」の伊藤淳史を見て久々に好きなカロリーメイトのCMを思い出した。とくにこの1本目↓のキレがやばい。
特に25秒あたりのキャッチコピーが最高
しびれる〜
大塚製薬のCMは本当にいつかやりたい。
ドコモの田中嗣久監督は流石だった。
現役No.1好きなCM監督。
リクリートのがやばすぎる。
最近はいろはすのぶどう味が超美味くてずっと飲んでます。炭酸水、次くるフレーバーは「梅」と予想してたけど普通にぶどうでした。そんでカルテット最高!
ララランド
エンドロールが流れた瞬間「こんな面白いものを堂々と面白いって言うの恥ずかしいわ」思ったが意外と否定派が多くてビックリした。
東大卒でWIRED編集部、年に映画は2本しか観ないゴリゴリ否定派の男とララランド話をした時は心が大分すり減った。
僕は冒頭から完全にロックされていて衣装から音楽ダンス、俳優、ロケーション、文句言われまくりのストーリーさえラブ。特に好きなのは夏のシーン全部。
やりたい事はあるけどその為にやる事なんて一貫性ないし、自分の信念がどんくらい強固なものかなんて自信ないよな、わかるよセブ。でも2人とも性格悪すぎて終わってる。だからマイノリティー同士の恋だと思ったわけです。「ミア、君は天才だ」ってお前マジで言ってんの?最高に泣けるんですけど。。
他の作品を引き合いに出すのは好きじゃないけどイチャンドンの「オアシス」と同種の感動があった。うん。
あーもー、冒頭のダンスシーンを描くのにどんだけのアイデアと労力がかかったのか考えるだけでもクラクラするし、あの色々言われてるラストも最高すぎて本当に本当に感動した。浮いて踊るとこは流石に無理があると思ったけど好き好き大好き。バカみたいな感想しか書けなくて自分でも引くけど本当にただただ感動した。チャゼル突き進んでほしい。
ライブ
ロロEMCといわきっ子のライブ。
いわきっ子の若さ儚さ青春ぶりに泣いたわけですが、同じくらいにロロが「Its show time!!!」と叫んで踊ってるのを見て泣いた。いい大人が揃って全力バカやってる様は女子高生の煌めきと同じという気づきがあった。最高だぜ。続ける事は難しいのだけどずっとずっとずっと続いて欲しいマジで。
加山雄三の新世界
すごく良いアルバム。
特に好きだったのは水曜日のカンパネラ「海、その愛」とECD「君といつまでも」。
オリジナルのリリック+若大将のフックという構成の他アーティストに比べて、コムアイは全くラップしなくて、アレンジと歌で勝負してて超かっこよかった。
ECDは声がめちゃくちゃ弱ってて完全に老人の声で心が痛んだけどリリックが本当に本当に素晴らしかった。リリックのテクニックとかそーゆうの越えたエモいラップで涙ぐんだ。HIPHOP史上最高の「UP and Down」が出たと思う。落語的なオチも好き。どうか日常生活を送れるくらいに回復してほしい。
ストーリー
今、ものすごい低予算で、ストーリーものを準備してる。ララランドを面白いと思ったバカ人間に面白いストーリーなんて描けるのだろうか…
ストーリーが出来たとしても映像としてちゃんと語れるのだろうか不安でならない。
朝方のなか卯食べたあとそのまま向かい合ってPC開いてあーでもないこーでもないと言った日々は報われる日が来るのだろうか。不安な日々。