この8月は映画が最高ってワケ

今年の8月は楽しみにしていた映画がたくさん上映されまくっててしかも当たりばっかだったので報告します。

(観た順です)

 

 

スパイダーマン ホームカミング

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(このポスターからして最高)

 

この新人監督のジョンワッツの前作「コップカー」がとんでもなく面白かったので(腰を抜かしたまま今に到る)期待しまくってました。「コップカー」は、すっごいミニマムな映画なのにず〜っと集中させられ続けてて「え、え演出力〜〜!!」って感じでしたが今作も最高でした。

ホームカミングはヒーローモノってより学園青春モノってのが全面に出てくるとこ、話が大きくなりすぎないところがGOOD。だからずっとキュートでポップ。三浦さんが「あだち充のミックスは素晴らしいが、キャッチャーがデブじゃないから傑作になりえないかも」と前に言っていて激しく同意したんですが、今作の相棒はまさに優しいデブ。こいつとのタッグが最高に青春でしたねーーー。

劇中、あるビックリシーンがあるんですが近くの席のギャルがそのシーンで「嘘でしょ!!!?」と叫んでいて最高だったし俺もそう思った。

で、この監督はやっぱすごい。だってラモーンズをあんなフレッシュに使えるなんてセンスでしょ。おっさんには出来ない 。前半のラモーンズ使いのシーン、エンディングのアニメまで最高すぎてラブ&ジェラシーっす。

前作 「コップカー」はNetflixにもあります。Netflixはマジで気が効くよ。ありがとう。

少年たちがパトカーを勝手に運転したら…!映画『COP CAR/コップ・カー』予告編 - YouTube

 

 

 

ベイビードライバー

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マジで別格。隅から隅まで最高。エドガーライトの完全試合
ずっとかっこよくてドキドキしっぱなし。それ以外の言葉はない。
ずっと耳鳴りがする障害を持ってるから常に音楽を聴いて気を紛らわせている主人公ベイビー という設定のおかげでほぼ全編音楽が鳴っている。その音楽がジャンルレスで楽しかった。ツイッターで得た情報だが「ガーディアンズオブギャラクシー2」を製作中のジェームズガンにエドガーライトがtwitterのDMで選曲が被ってないか確認を取っていたらしい。ちょっと、、なんて最高なエピソードだろうか。アメリカンジョークを交えてお互いの選曲を褒めあったりしたんだろうか。WOW... 劇中、デイブブルーベックが鳴った時は嬉しかったなあ。オースティンパワーズのコスプレで3人並んだ時、最高だったなあ。ユーモアがなあ凄いんだよなあ。

あとEMCのTシャツ着てる人が同じ回にいたので見てみたら(影響されたのか)終わって即イヤホンつけてて良かったなあ。アルピーの平子っちにぜひ観て欲しくて、危なく芸能人に初めてリプライしそうになった。

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 キングス・オブ・サマー

 

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 「親がムカつくから山に俺たちの家を建てようぜ!」ってな感じで男子3人で山へ繰り出すひと夏の思い出。

いかにも青春映画然としたビジュアルとあらすじにかなりうがった見方をしてしまいましたがとっても面白かったです。

これも友達のキャラがいい!インド系のあいつ小さくて可愛いすきるぞ!!青春映画はいいキャラの友達がいるかどうかで満足度が変わってくる。(この友達と警察官の取り調べシーンが最高すぎてこの映画で1番やりたかった事なんじゃないかとさえ思った)

まあまあ面白いなあと思って観てたら、後半15分くらいが特に良かった。

絶対壊れない友情が絶対に修復出来ないモノになった時、その友情の行方を言葉ではなく映像でしっかりと説得力を持って伝えてくれたので私は泣きました。

あと立派に見えてなんかダメな父親もよかったですねえ。 

今のところ上映は渋谷アップリンクのみ。自分が行った回はなぜかソロで来てる美人が多かった。

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アメリカから来たモーリス

 

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この映画はユーロスペースで「青春HIPHOP特集」という1日限定企画で上映されてたので、今後の上映予定は不明。
あらすじは引用します。

アメリカからドイツの町へ引っ越してきた黒人のモーリスは、ラッパーに憧れる中学生。

異国の地ドイツで、言語の壁やステレオタイプな差別にうんざりし、友達も作らず孤立していた。

でも、ある日ドイツ人の年上の女の子、カトリンに恋をしたことから、モーリスの冒険が始まる…。

うじうじしてるモーリスくんが人前でラップする事によってアイデンティティーを確立していくんですが、どうしても「決意した主人公がステージでラップして観客と一体となるシーンの嘘臭さ問題」が爆発していて何ともさめざめしかった。「KICKS」の方がHIPHOPとの距離感がよかった。

ただモーリスくんもモーリスくんのお父さんも超ナイスキャラでして、この父子のやりとりは本当に最高でした。いい親父が出てくる映画は全部好きになってしまう。

 

 

 

 

 

KICKS/キックス

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今月観た映画の多くが「最高すぎる友達」が登場したんですがこのKICKSもしかりっす。これも同じく「青春HIPHOP特集」で観た1本。

カリフォルニアのイーストベイ。

高校生の黒人少年ブランドンはお金を貯めて憧れのエア・ジョーダンを買うが、地元のギャングのフラコに奪われてしまう。

エア・ジョーダンを奪い返すため、ブランドンと友人たちは次第に危険な道に進んでいく…

主人公を助ける2人の友達が最高。暴力やドラッグなどハードなゲットーライフの中で友達2人のバカな感じがシリアスにふりすぎない空気を保ってくれています。ファーストカットで感じた「あ面白そう」は最後まで続きました。クライマックスのハラハラからの青春、仲直りはスンバラシく、見れてよかった。各章のタイトルにケンドリックラマーなどのラップの曲のリリックを引用してるのも良かった。ストーリー自体にHIPHOPの要素があるのでラッパーになりたい主人公とかが出てこなくてもよっぽどHIPHOP映画で素晴らしかったっす。ちなみに去年観た「dope!」という青春ヒップホップ映画は張り倒したいほどクソでした。

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ところで上映後に、某長谷川さんのトークショーがありまして、(あると知らなくて)そのまま観たんですがやはりWACKでした。前観たトークショーでも怒りが込み上げたのですが今回も同様でした。
そこには何の感情もなく、単純に情報の羅列でしかないのでマグマのごとく退屈。トーク無しでA4の用紙にその情報を書いて配れば皆もっと有意義な30分間が過ごせるのに。情報も必要だけど、話し手がどう感じたのか、監督がどう思って作ったのかあのシーンの意味は、、A4用紙で表現できないもっと豊かな話を聞きたいこっちは。

病的なほど観客に挙手させるスタイルもイラついた。「○○(映画名)を観た人いますか?」「○○というラッパーを知ってるよって方は?」など...「ハアア!?その情報知ってどうすんだよ」という事ばっかを30分のトークで8回くらい聞いてきて頭おかしくなりそうだった。

前回見たトークでは永遠と「この俳優は若い時に何ちゃらで〜」という知識のひけらかしをした挙句、「エレファントはお高くとまってほんとつまんない映画ですよね」なんて好きな映画を謎にディスられてムカついた。
オチ的な感じで「今日はKICKSにちなんでNIKEの自宅の靴箱を探してきたんですがこんなのしかありませんでした(笑)」と自嘲気味に自分のスニーカーを見せてたが本当におっさんのそれでダサくて笑えなくてさらに気分が悪くなった。

 

 

ないね!

 

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トークの後半、この鈴木奈々をずっと思い浮かべていた。変なポスターでウケる)

 

トークの後、本当にムシャクシャしたので高井戸のサウナへ行ったらむかつきも治ったのでサウナはすごい。

最後、怒りを露わにしてしまいましたが8月は傑作が目白押しです。夕方くらいに映画見終わって外でたらあれ?まだ明るいじゃん!ワーっていう夏ならではのヤツをまだ楽しめるのが嬉しい。映画館だけは駅からちょっと歩く場所にあると嬉しいなあと思う。アップリンクは遠すぎだけど。あ「俺たちポップスター」も観たい!